ミャンマーはいまや経済開発の対象としてしか,関心をもたれていない
どこにトラックバックすればよいか分かりませんでしたので,とりあえずこちら
http://nofrills.seesaa.net/article/83899852.html
に.
今晩更新する予定の内容から.
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
- -
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
【質問】
サルウイーン河ダム開発問題とは?
【回答】
サルウィーン Salween 河最下流部,左岸支流,タイ領内から流れ込むモエイ川との合流点より33km下流,ハッチ・ダム Hat Gyi Dam 建設をめぐる問題.
タイ・ミャンマーの共同事業.
タイ政府は,ダムを高くして,洪水期のサルウイーン河の水をユアム Yuam 川に導いて,マエ・ラマ・ルアン Mae Lama Luang にダムを造って,トンネルで既設のブミポン・ダム Bhumipol Dam へ導こうとする案を懐に入れているという.
だが,この調査工事にあたって,5,000〜6,000人のカレン族が強制移住させられて,避難民としてタイ領に流れ込み,厳しい生活を強いられているという.
詳しくは
The politics of dam construction along the Salween
http://my.reset.jp/adachihayao/index090818A.htm
および
「日刊 アジアのエネルギー最前線」,2009.8.18付
http://my.reset.jp/adachihayao/index.htm
を参照されたし.
カレン族は2008年現在,組織が三分裂している状態にあり,政府軍側に寝返る組織も出ているが,本件の状況如何では,政府との対立が再度深刻になりかねない.
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
- -
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
中国もインドもまた,ミャンマーに対し,開発話を進めているという状況.
そこには民主化の話はどこにもなく,まして「長井健司」は完全に忘れられたと言っていい.
せめて,しつこいブロガーとして「NAGAI Kenji」の名前は機会があれば連呼していきたい.